一応、恋愛小説、らしいです。「日本ラブストーリー絶賛賞」ってオビに書いてあるくらいだから。
書店で見かけた時に、オビに惹きつけられて、ほとんどコレも衝動買いです。買う時、かなり迷いました。『ナラタージュ』、『カフーを待ちわびて』とコレの3冊で。『ナラタージュ』は人気あるけれども、単行本化されてから1年くらい経っていたから、文庫本化されるのももう少しだろう、待ってそれから買おう、安いし、等、貧乏臭い考えで却下。そして、『カフー』の方は、やっぱりラブストーリー大賞なモンだから、恥ずかしいわけですよ、僕は。
ハッキリ言いますが、僕はローソンでエロ本買うより、一般書店でラブストーリー買う方が恥ずかしいのです。
最初、書店に入った時にラブストーリーを買うつもりはありませんでした。その時僕は、入院してて、主治医に外出許可貰って、お小遣い金3000円貰って、出かけました。同じ病室のEさん(僕より1歳下)がラブストーリーが好きだって言ってたから、後で、貸してあげよう、そんな気持ちでした。
読んでみて、「ラブ」の所も他の所も、あっさりしているな、と。文章が、じゃなくて。今の若い人たちはやっぱりドライに見えるなと最初は思いました。でも、枯渇した自分の内面をここまで表現できるって凄い作家さんやなぁと思いました。
登場人物のそれぞれが、僕に似てたり、正反対やったりするんですが、みんな、いい人ばっかしに思えました。
「なんや、今の若いモンは…」等と抜かしてる、僕らの世代の方がおかしいんちゃうか?と思えたりしました。たぶん被害妄想だと思いますが。
「僕達はこれからなんだよ」って、おじいさん社長が苫子に言うセリフ。どうしても、僕達の世代が抜け落ちてる。
同じ時に「流星ワゴン」も買ったんですが、ひととおり読んでブックオフへ売りました。僕の世代やのに。僕だけがおかしいんかなぁ、やっぱり。
因みに病室へ戻った時、Eさんに「コレ、買ってきたよ」って表紙だけ見せたら、それきり寝たきりになって、ご飯も食べれなくなりました。なにか心のどこかに引っかかる物があったと思うんですが分かりません。
Eさん、理由は分からないけどごめんな。
ちょっとぷっとわらってしまいました。
ピースさんはっきり言いますね。面白い人ですね。
わたしはやはりエロ本を買うほうがまだ恥ずかしいです^^;
関係なくてすみません。
Eさんは何がいやだったんでしょうね。